2012年6月12日火曜日

昨日初めてのペイントに挑戦しましたが、わからないことだらけです。 塗装の本も何...

昨日初めてのペイントに挑戦しましたが、わからないことだらけです。

塗装の本も何冊か購入してみましたが…。

昨日アトムの自然カラーで杉材のBOXを、

オスモのウッドワックスで杉材の棚を塗りました。

アトムで塗ったほうは、木にどんどん染み込んでいき、

お茶を吸収しているかのようで、木が変形するのではないかと

心配になったほどで、そのうえ乾くとほとんど色が変わっていませんでした。



オスモはねっとりしていて、色見本どおりの好みの色合いになりました。

油性塗料でも、こんなに違うものかと驚きました。



アトムの自然カラーは、本では「表面に塗膜を作るタイプのオイルステイン」

とありましたが、今回塗ってみた印象では全くそのように思えませんでした。

ステインとよばれるものは、全てさらさらしているもので、

こんなにも木に染み込んでいくものなのでしょうか。



あと、油性の塗料はウエスを放置すると自然発火の恐れがあったりと

扱いが大変だなぁと感じました。

油性以外の表面つやのない木のアンティーク感を出す塗料仕上げは、

①水性ステイン+蜜蝋ワックス

②つやなし水性着色ニスをかなりうすめて塗る

など考えましたが、他に何かいいものはありますでしょうか。







補足致します。

オイルステインでも 磨き込めば色移りは余り気にしなくてもOK、

オイルステインが完全に乾き、磨き込んでから

表面に薄くクリアのウレタンニスを塗り、乾燥前に拭き取って

磨き上げれば更に 完全。 どれもこれも水性はお勧めしません。



オスモで有れば刷毛塗りでも良いし、布で擦り込むように塗り、

乾燥前に拭き取り、 それが乾燥したら 同じ事を繰り返し、

乾燥させれば上塗りは不要。

オスモで良い色が出せ、上記をすれば その後は保護塗装は不要。



何れにしてもラスティックなアンティーク調にするなら 艶有り塗膜タイプの

上塗りよりも 半乾燥状態で ふき取り、磨き上げた方が深みのある

味が出せると思います。



以上









争点がハッキリと分からないご質問のように思いました。

油性ステインは木の比較的深い部分まで浸透します。

木の保護着色には最適ですが、 撥水性は(多少は有りますが)

それ程強いものでは有りません。

屋外用の油性ステインは防腐防虫撥水性ともに良好です。

家具では 通常の油性ステインを未乾燥状態で拭き取り

乾燥させ、また塗って同様の作業をすれば深みのある良い色を出せます。

オスモも大変優れた塗料です。撥水性は抜群ですが屋外用の

ウッドワックスは耐久性、耐候性は極めて低く、 お勧めはウッドクリアや

フロアクリアで室内向けです。 オスモも室内塗料は撥水性、

木の質感の維持、 最高の塗料ですね。。

水性ステインは柔らかい木に使うと磨き込んでも余り綺麗な深みのある艶を

出すのは難しいかも知れません。

蜜蝋ワックスは 水は吸い込むし、撥水性も悪いし、 水や液体でシミが

出来るし、 個人的には良いところは何も無い塗料と思っています。



水性で塗膜を作るタイプの塗料は ニスで有れ、ウレタンで有れ、

私は良い味を出すのは難しいと思いますよ。。

それに塗膜を作る塗料を木部に使うのは 使い捨ての用途の作品だけに

適した方法で、 長く、大切に、補修や 再塗装をしながら使う作品なら

油性ステインだけしか選べないように思われます。



何れにしても 木の種類、用途、処理の仕方、塗料の種類で 様々な

効果や結果が得られ、 ご自分で種々試して ご自分なりに納得の出来るまで

お勉強をした方が良いと思います。



因みに 高級で質感のある良質塗料は可成り高額ですが、 一方で

オスモやキシラを除く、 高額、高能書きのものは 概して期待を裏切る結果に

なりますから 余り塗料の宣伝文句に騙されずに賢い消費者、賢い使用者で

あるように努めた方が良いと思います。



プラクティスに勝る先生はいませんよ。。。



もう一つ、自己発火の件ですが、 天ぷら油や 自転車、ミシンなどの油でも

布や紙にしみ込ませると、空気に触れる表面積と温度、濃度の関係で

自己発火しますので、 何も 油性のペイントの問題だけでは無く、

気にするなら ウエスやマスキングに使った紙類は 水を入れたバケツなどに

入れて、空気に触れさせず、或いは温度が上がらないようにすれば

普通は発火をすることは有りません。








時間がかかっても 納得の行くものを とか

自然材料とかなら



べんがら・・・文字通り朱色だけど



こめぬかで毎日磨く・・・1年ぐらいすると中々の味が出てくる



焼き杉・・・表面をバーナーで炙る



等 方法はいくらでもありますよ

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