漫画の鉄腕アトムの兄弟に「コバルト」がいます。
コバルトは、アトムの代わりに水爆を解体するために急遽作られたと思っていたのですが、
『漫画の単行本には出ていませんが、「透明巨人の巻(昭和35年5月号~7月号 少年 連載)」の最後に、お茶の水博士から、アトムに対して長期連載のお祝いとして「コバルト」と「ウラン」がプレゼントされました。
単行本では、このウランとコバルトの登場シーンもカットされた上に、連載の掲載順番が変えられた為にワケが分からなくなってしまいました。』
との回答を頂きました。
「コバルト」と「ウラン」がプレゼントされたとすると、「コバルト」がダブってしまいませんか?
分かる方がいましたら、教えて下さい。
はい、確かに「コバルト」は、二人いました。
「コバルトの巻 昭和29年6月号~9月号 少年」でアトムの代わりに作られたコバルトは、「ミドロが沼の巻(原題 美土路沼事件の巻) 昭和31年8月号~11月号 少年」で、トカゲ人間の作ったロボットを倒すために、壮絶な自爆をして死んで(壊れて)しまったのです。
コバルトのお墓も作られ、アトムやヒゲオヤジ先生も悲しんでいました。
ところが、単行本にしたときに、コバルトが自爆したシーンをカットしてしまったのです。
おまけに、ウランと一緒にアトムにプレゼントされた2代目コバルトの登場シーンもカットしたために、一人のコバルトがそのままいるように感じるのです。
したがって、「コバルト」がダブルことはありませんでした。
なお、アトムの後に作られたコバルトは、アトムの弟になりますが、アニメのコバルトは、アトムのプロトタイプ(試作品)として登場するので、アトムの兄にあたります。
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